人を見抜く技術
著者名: 桜井章一
評価: ★★★
こんな人におすすめ
- 「肩に力が入っている」人
- なにかしらコンプレックスを感じて、なかなか自信が持てない人
- 大勝負を前にして、平常心、不動心をもって臨みたい人
- とにかく雀鬼好きな人
感想文
雀鬼流を学んだことはないが、麻雀打つ時にはめちゃくちゃ意識している。
修行のような、苦行のような、なんというか自分との戦いが感じられるのが好きなんだと思う。他人は変えられない。
で、雀鬼様の本は何冊か読んだ。
読んだ中ではオススメではないな。大失礼。
オススメはどの本だか思い出したら再読して感想文書こうと思う。「運」に関する考え方が好きだった記憶。むしろオススメしたい本は何冊もあると思う。
この本、タイトルは「人を見抜く技術」「人間観察力」だが、間違ってもノウハウ本じゃぁない。 考えるな、感じろ、みたいな世界でして。。。
見抜く技術はとてもじゃないが身に付く気はしないが、そういう技術ある人に「見透かされてるよ」という警告、警鐘を感じることにこの本の価値がある。
あと麻雀やる人なら分かる感覚じゃないかと思うんだが、「同心円状に観る」感覚。これはこの本に限らず雀鬼様がよく仰っている。結構意識している。 が、これもうまく伝えられません。
雀鬼流、この春先に道場を閉じられたとのこと。後悔先に立たず。行きたかったなぁ。お会いすることはかなわなくなってしまったようだが、残り香でも嗅ぎに町田まで行ってみよう。