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人を見抜く技術 ~20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」

人を見抜く技術

人を見抜く技術(雀鬼)

 

著者名: 桜井章一

評価: ★★★

こんな人におすすめ

  • 「肩に力が入っている」人
  • なにかしらコンプレックスを感じて、なかなか自信が持てない人
  • 大勝負を前にして、平常心、不動心をもって臨みたい人
  • とにかく雀鬼好きな人

感想文

雀鬼流を学んだことはないが、麻雀打つ時にはめちゃくちゃ意識している。

修行のような、苦行のような、なんというか自分との戦いが感じられるのが好きなんだと思う。他人は変えられない。

で、雀鬼様の本は何冊か読んだ。
読んだ中ではオススメではないな。大失礼。
オススメはどの本だか思い出したら再読して感想文書こうと思う。「運」に関する考え方が好きだった記憶。むしろオススメしたい本は何冊もあると思う。

この本、タイトルは「人を見抜く技術」「人間観察力」だが、間違ってもノウハウ本じゃぁない。 考えるな、感じろ、みたいな世界でして。。。

見抜く技術はとてもじゃないが身に付く気はしないが、そういう技術ある人に「見透かされてるよ」という警告、警鐘を感じることにこの本の価値がある。

あと麻雀やる人なら分かる感覚じゃないかと思うんだが、「同心円状に観る」感覚。これはこの本に限らず雀鬼様がよく仰っている。結構意識している。 が、これもうまく伝えられません。

雀鬼流、この春先に道場を閉じられたとのこと。後悔先に立たず。行きたかったなぁ。お会いすることはかなわなくなってしまったようだが、残り香でも嗅ぎに町田まで行ってみよう。

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