金子みすゞ名詩集
著者名: 金子みすゞ
評価: ★★★★
こんな人におすすめ
「みんなちがってみんないい」とか「こだまでしょうか」とか、一節を聞いたことがある方。せっかくなので詩の全体を、せっかくなので他の詩も読んでみませんか。
感想文
ある経営者の方が「みんなちがってみんないい」を社員教育でお話しされていると仰ってて。その方があまりにも魅力的な方で、ちょっとでも知りたくて、買った本。
ついでに、金子みすゞさんの故郷である山口県長門市の仙崎港にも行ってきました。
本もいいけど、そちらもよかった。きれいな海は、詩にもたくさん出てくる。
新幹線からちょっと遠いこともあってか、偶然かわかりませんが、オーバートラベルとかになっていなくて、山陰はおすすめです。
ビジネス的な視点で敢えて言えば「多様性」。
流行り言葉のような多様性(ダイバーシティ)という言葉にすごく違和感があって。特に多様性といいながら性別だけを取り上げられる風潮。
性別の偏りを肯定しているわけじゃない。しかしいろんな切り口があるのが多様性だと思うのに。
と思っていたのだが、最近考え方を改めている。
多様性はめっちゃだいじ。長くなるのでやめるが、AI時代においてその重要度が挙がっていると感じている。
あまりにも大事で、かつ実現難易度が高い。したがって、多様性そのものを目的化して、数値をもって実現していく、ということも否定すべきではないと思っている。
ところで詩ってどうやって読むものなんだろう。実はあまり読んだことがなくて。