負けるぐらいなら嫌われる
著者名: 田中 史朗
評価: ★★★(3.5)
こんな人におすすめ
スポーツから何かを経営に活かしたいと思う人。私は割といつもそんなことを考えているので。 ラグビー×経営/マネジメントの書籍はたくさんあるっぽいので、どれか一冊くらい読んでみては。。。
感想文
タイトルに惹かれて購入。「嫌われる」は自分にとってのキーワード。
最近、個々人の強みを生かすマネジメントに興味が強い。自分自身も同じで、強みを大事にしないと逆にチームに迷惑がかかることにもなりかねない。
が、「嫌われる」のを恐れて思い切った行動に移せない、指導ができないというのは、克服したい弱みなんだよなぁ。
自信がないのか、勇気がないのか、あるいは何かしらコミュニケーションスキルがないのか、自分でも完全には解明できていない。とにかくズバッといえない。気が付くとオブラートに包んでしまうところがある。
はっきりしているのは、相手を傷つけたくないという気持ちではなく、自分が傷つきたくないという気持ちなんだろうと思う。
とまぁこれを再度自覚した。が、相変わらず問題の特定ができてこないなぁ。
さてラグビーは面白い。見る分には、と限定が付くスポーツの典型だが。
チームマネジメントという意味で実に参考にもなる。どうやってあの規律が作られるのか。
本著を読めば、それはスポコン的な上下関係に基づくものではないと知る。
スポーツチーム全般に言えるが、比較的多様性がない(みんなラガーマン)ことがマネジメントのしやすさにつながっている点は企業経営との違いじゃないかと思う。
思うが、しかし、本著では多様性の重要さも語られているのが面白い。グローバルに学べと。
あー今見たら、ラグビー×マネジメント論の書籍の多いこと。どうしようかな。もうちょい読むか。けどこんだけ多いと逆に興味が薄まる。。。